2005年07月07日
ヴィクトリアン
1830年代のティーカップ、ミルクボット、ソースポット、ケーキ皿、デザート皿など。14年前パディントンオープンのためロンドンに買い付けにヴァージン航空で飛んだ時の興奮が蘇ってくる。二十歳からの3年間飛び職をやってた頃東南アジア、南回り、そして美味しい北回りの前に降りてしまったため、ロンドンは3回しか訪れていない。しかしホテルに向かう車中から初めて眺める街の風情に、ああここに住んでみたい、そう思った不思議な感覚、その時の空気を今でも覚えている。長い時を経て一人ヒースローに降り立った時胸に込み上げてくるものがあった。テムズ川、ビッグベン、ハロッズなどが見えてくると懐かしさでいっぱいになった。私の人生は進んでいるのにあの頃と何等変わらぬ風情にほっとした、ロンドンの町が優しく包んでくれているようだった。デサイナーの友人姉妹と落合いカムデンタウンに向かった。その大きな蚤の市でアンティークショップが並ぶ中、上品なセットが目に入った。厳密にはどう見てもコーヒーカップだし、ティーポットもない半端ではあ
ったがライラックの優しい紫と白のバランスに見せられた。ヴィクトリアン!1830年代だ!英国人は大英帝国時代ヴィクトリア女王時代を大変誇りに思っている、その例外ではないおじさんが叫んでいた、大きなおなかをそっくりかえるようにして自慢していたのを思い出す。時空を越えて日本の片隅の大分に縁合ってやってきたイギリスのアンティークたちがとても愛おしく思える。8月初旬まで。会いにいらっしゃいませんか?

投稿者 i-mode : 2005年07月07日 13:30
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